2013年6月3日月曜日

一年ぶりの作業リハレクチャー

5月27日~31日にレクリエーションの時間を使い、作業リハビリのレクチャーをさせて頂きました。約一年前にも同じようなレクチャーをしましたが、この一年で新しく導入したプログラムの紹介もこの時間を借りてさせて頂きました。


プロジェクターを使って説明する為に、部屋を暗くして行いましたが、やはり暗い部屋だと眠ってしまう方がいましたが、興味のある物や、以前やったことのある物にスポットをあてると、真剣に画面を見て使用方法を聞いておられました。
今回は新しいプログラムの紹介と、「どのプログラムもまんべんなく行う」ことの大切さを強調させて頂きました。
作業リハビリの中には「神経衰弱」や「ナンプレ」などの、いわゆる脳トレと呼ばれるものも入っています。
利用者様の中には難しい課題のみをどんどん行われる方がいますが、これは、脳のほんの一部しか使っていないことになります。「簡単な課題で頭の準備体操をし、それから難しい課題にチャレンジ、その後は簡単な課題で頭をクールダウンさせる」という風にまんべんなく行った方が脳全体を使い、より効果的です。

身体を使ったリハビリにも同じことが言えます。大きな動きをする体操・運動だけでなく、指先・手先を使った動作も日常生活に関わります。小さな動作・大きな動作、両方ともまんべんなく行うことで、体全体に良い刺激が送られます。

どちらかに偏るのではなく、「まんべんなく行ってみて下さい」という事を話させて頂きました。

今後も、リハボではこのようなレクチャーや新しいプログラムの紹介、季節に合ったイベントを実施させて頂きます。
・・・・・・そろそろ七夕の時期ですね・・・・・・。次回もお楽しみに!

投稿者:雨男