ここ最近、寒さが強まってきています。利用者様からも「体が寒い」「手が冷たい」「関節が痛い」との声が聞こえます。自分が冷え性ではないかと悩んでおられる方もいたので、ティータイムの時間を使い、看護師Tさんにより、冷え性についてのレクチャーをさせていただきました。
まず、冷え性というのは体温調節機能の乱れによって起こります。本来、寒さを感じると、脳の指令によって血液循環が抑制され、体温が一時的に下がった後、内臓が熱エネルギーを増やし、体を温めます。「冷え」というのは自律神経の失調、血行不良などで体温の調節がうまくできていない状態のことだそうです。
対策としては
1.ぬるめのお湯につかり、時間をかけて体を温める
2.ストレッチやウォーキングなど適度な運動で血液の循環を良くする
3.こまめに上着を脱ぎ着して急激な体温変化を防ぐ
などがあります。
他にも食生活で冷え性を防ぐことができるそうです。体を温めるのに必要なものは「たんぱく質」です。それだけを摂っておけば良いということではないですが、体内にたんぱく質を送ることで、熱を発生させることができます。体を温める代表的な食べ物といえば、ねぎ・たまねぎ・かぼちゃ・ニラ・かぶ などがあります。・・・全部野菜ですね。小さい子には人気がないかも・・・・・・
僕のおススメはこれらを全部入れてシチューにすることです。実は野菜はあんまり好きではないのですが、牛乳の味が加わると具が野菜だけでも案外いけます。よかったら試してみて下さい。
最後に冷え性チェックです。次の項目に当てはまる人は、冷え性に注意が必要です。防ぐためには運動するか、野菜まみれになるか・・・嘘です。あくまでも目安なので気軽に試してみて下さい。
1.手足がすぐに冷たくなる 2. 手足がしびれることがある 3. しもやけができやすい
4. 風邪をひきやすい 5. 冷えがすぐに痛みに変わる
以上です。不安のある方は一度お医者様に診てもらうことをお勧めします。
投稿者:S.K